Hey!Say!JUMP山田涼介(28)が24日、東京スカイツリー天望デッキで行われた、主演映画「大怪獣のあとしまつ」(三木聡監督)のPRイベントに、ヒロイン役の土屋太鳳(26)とともに出席した。

高さ350メートルの天望デッキで、東京を一望する窓ガラスをバックに登場した山田は「僕はスカイツリーに来るのが初めてです。結構劇中ではヘリコプターに格好よく乗ったりしているんですけど、実際の僕は高いところが苦手なので、なるべく後ろを見ないように、前だけを見て楽しみたいです」とあいさつした。一方の土屋は「まさか、私が元気がない時や迷っている時によく友人と来るスカイツリーで、大切な作品のお話ができるなんて夢のようです」と笑顔を見せた。

土屋は「高いところも大好きです。今日はたくさんたくさん(景色を)見て帰ろうと思います」とウキウキだったが、山田は「いや~。すてきな意気込みだと思います~」と硬い表情。さらに土屋が「日本と言えば富士山。世界一高いタワーから富士山を見られるのはうれしいです。ヘリコプターに乗る目線でもありますし、役作りで来ればよかったです」と話しても、山田は「カメラは前にしかないですからね。テレビの前の皆さん、どうも山田涼介です~」と言って、かたくなに景色は見なかった。

作品のテーマにちなんで、理想のヒーロー像を聞かれた山田は「ヒーローというと違うかもしれないですけど、僕の中ではお父さん。理想的な年の取り方をしている人だなって思っています」と答えた。「ずっと『男らしく育てよ』って言われていて、背中を見ているし、おちゃらけているところも似ちゃったかもしれないんですけど、格好いいなと思います。お父さんとしてもそうですけど、男としてもすごくしんの通った人なので、格好いいなと憧れます」と説明した。

同作は完全オリジナル脚本の空想特撮エンターテインメント作品。ある日突然この国を襲う大怪獣が死ぬが、死体は巨大でガス爆発も時間の問題となり、国家崩壊の危機を迎える。後始末の現場指揮の任務を背負わされた特殊部隊の帯刀アラタ(山田)が、環境大臣秘書で元婚約者の雨音ユキノ(土屋)らとともに、無理難題に立ち向かう。