ジャニーズJr.内グループ「少年忍者」のメンバーが19日、都内で、関西ジャニーズJr.内グループ「Lil(リトル) かんさい」とともに主演する映画「東西ジャニーズJr. ぼくらのサバイバルウォーズ」(4月1日公開、川村泰祐監督)のタイアップ発表イベントに出席した。

同作はボーイスカウトを題材にしたオリジナルストーリー。仲間との友情をテーマに歌やダンスを繰り広げる大冒険活劇だ。18年6月結成の「少年忍者」や19年1月結成の「Lil かんさい」にとって、ジャニーズ事務所の未来を担う若手世代として大きな挑戦となる。

この日は、文部科学省、国立青少年教育振興機構、ボーイスカウト日本連盟共催で、「体験の風を起こそう」のメッセージを掲げたタイアップ共同PR発表イベントとなった。映画に出演した少年忍者の安嶋秀生、内村颯太、深田竜生がボーイスカウト姿で登場した。

2グループでの映画初主演について、安嶋は「舞台期間中に連絡が来て、『映画だ!?』みたいな驚きが1番大きかったです」と振り返った。「関東、関西で一緒に共演するのも珍しいことで、Lil かんさいは演技が達者と聞いていたので、自分も吸収しないとなと思う気持ちでした」と明かした。

撮影を振り返り、内村は「一番大事だなと思ったのは友情ですね。絆とか友情がないと、あんなにおっきいテント張れません。ご飯も作って。あれ、1人じゃできないですよ」と伝えた。深田は「時計の針と太陽の位置とかを使って方角が分かるようにする技があるんですよ。もし遭難する機会があったら、使っていこうかなと思っています」と話して、笑いを誘った。

コケや石が好きという内村は「あの魅力をみんなに分からせてあげたい。コケって、道路にあるものだと思っていませんか? 違いますよね。石に活着していたりして、おしゃれインテリアになるんですよ」と熱弁した。深田からは「うっちーの部屋、木と石とかコケとか沢山あって、アマゾンみたいなんですよ」と明かされた。

この日はボーイスカウトのメンバーとともに、木材を使っての火おこしに挑戦した。3人のうち唯一成功した深田は「めっちゃうまかったですよね? 特技にしようと思います」と満足げだった。