映画監督の河瀬直美氏が18日、都内で、「2025年大阪・関西万博3年前イベント~テーマ事業『いのちの輝きプロジェクト』発表会~」に出席した。

同プロジェクトのプロデュサーを務める河瀬氏は「いのちのあかし」とテーマを設定。「対話は可能か?」という問いに挑戦していく。「『いのちのあかし』の本気の対話による新しいパビリオンを創造したいと思います」と宣言した。

目玉企画として、「対話シアター」を紹介。スクリーン越しに初めて出会う2人が対話を行うプロジェクトで、「人類の今と未来に向けた挑戦だと思います。このように初めて出会う2人がスクリーンの向こう側とこちら側で対話を始めます。これは一種のドキュメンタリーかもしれない。でもフィクションかもしれない。物語を私たちが認識した、その時点から始まります」と説明した。