フリーアナウンサーの宇垣美里(31)が15日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜午後9時)に出演。帰国子女が抱える悩みについて語った。

番組では、文化や価値観の違いによってイジメを受けたり、「英語がペラペラ」と思われる帰国子女像とのギャップなどが重荷となり、経歴を隠したりするケースを紹介。

帰国子女たちの話を聞いた宇垣アナは「自分たちとは違うと感じた人に対して、日本という社会は厳しい部分があると思う。勝手にカテゴライズする風潮も根強い」とコメント。

さらに、自身の体験を交えながら「自分と違う価値観の人を排除しようとするのは、本当にある。私は中学まではガリ勉と呼ばれていたが、勉強をする高校に進学したら、すごい息をするのが楽になった。『休み時間に教科書を開いていても誰も笑わないんだ』という気持ちになれた。どうしても足並みをそろえさせようとする風潮は、本当に良くないことだと思う」と話した。

コーナーの最後には「日本で生まれ育った人でも、こういう悩みを抱える人はたくさんいると思うので、社会がどんどん変わっていく必要があると思う」とまとめた。

宇垣アナは、91年神戸市生まれ。同志社大卒業後、14年にTBS入社。19年に退社しフリーに転向した。