人気漫画「遊☆戯☆王」作者、高橋和希さんが60歳で死去したことに、同作品のアニメシリーズを放送しているテレビ東京が8日、追悼コメントを発表した。

同局は「『遊☆戯☆王』原作者高橋和希先生のこの度の突然の訃報に接し、悲しみに堪えません。2000年からアニメ放送がスタートし、これまで子どもから大人までたくさんのファンを魅了し続けてきた『遊☆戯☆王』を、これからも世界中のファンの皆様と共に語り継いでいきたいと思います。先生のご生前の功績に感謝の意を表するとともに、心よりお悔やみ申し上げます」と悼んだ。

「遊☆戯☆王」は、1996年から「週刊少年ジャンプ」に連載され、アニメ、カードゲーム、ゲームソフトにもなったメディアミックス作品。

テレ東はアニメシリーズを00年から放送。現在「遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!」(日曜午前7時半)を放送している。同局では今月10日の同番組は、通常通り放送するとしている。

名護海上保安署によると、6日午前10時29分ごろ、沖縄県名護市の沖合300メートルでマリンレジャー関係者から「死体らしきものが浮いている」と118番通報があった。同11時27分ごろ、名護市の消防が水上バイクで確認し、その場で死亡が確認された。警察に寄せられた行方不明者情報との関連を調査した結果、7日、高橋さんと確認された。 高橋さんは、黒いTシャツにスノーケリング、水中マスク、フィンを装着し、うつぶせの状態で見つかった。遺体の一部には、海洋生物にかまれたような跡があるという。