うっとりするようなあま~い香りに、果汁が滴るほどのジューシーな果肉、そして口いっぱいに広がる濃厚な味ととろける食感。私が大好きなマンゴーが、いままさに旬の時期を迎えています!

数年前にロケで初めて知ったのですが、新潟でもマンゴーを栽培している方がいます。それもなんと豪雪地の南魚沼で。マンゴーというと南国のイメージで国内の産地としては宮崎や沖縄が浮かびますが、それらのマンゴーにも勝るのではと思われるほど甘くて味の濃いマンゴーが新潟で栽培されているんです。

その名も「ゆきぐに温泉マンゴー」。名前の通り、温泉の熱を利用して栽培されています。作っているのは掘削業を営む方。自宅敷地内を掘ってみたところ、温泉が湧き出たというから驚きです。また、その温泉の熱を利用してマンゴーを育てようという発想がなんともすてきですよね。以前、ロケでお世話になってから忘れられずにいたそのマンゴーを先日久しぶりにいただきました。あまりのおいしさに、虫になったかのごとく、種までしゃぶりつきました(笑い)。

この時期の新潟はほかにも茶豆、十全なす、八色すいかなどおいしいもののオンパレード。新潟で食べるものはどれも、今まで食べてきた味、概念を軽々と超えていきます。ロケに行くたびに好きなものが増え、「おいしい」が上書きされていく。こんな食体験を重ねると東京から新潟に来てよかったなぁとつくづく思いますし、これからどんなものを味わえるのか、ますます楽しみです。皆さんも暑い夏、旬なおいしいものをたくさん食べて乗り切りましょう!(新潟テレビ21アナウンサー)