アニメ映画「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督、8月6日公開)のワールドプレミアが22日、東京・千代田区の日本武道館で行われた。

今年7月に25周年に突入した人気コミックの15作目の映画作を世界最速で見ようと約4000人が集まった。

おなじみの「麦わらの一味」に加え、今作では「クラゲ海賊団」のエボシ役として俳優山田裕貴が初参加。「25年前にワンピースと出会って生き方を学んだ。それくらい自分にとって大きな作品で、ここまで俳優をやってこれたのも、逃げない(主人公)ルフィーの姿だったり、支える仲間の姿だったりを見て、それが自分の中の支えとなった。いつかワンピースの映画を声優として出られるような俳優になれたらいいなっていうのを、夢に抱えて…。好きすぎて感動して泣いちゃう」とあいさつしながら感極まって涙をこぼした。

お笑いコンビ、霜降り明星も同じ「クラゲ海賊団」のメンバーとして参加。ハナガサ役の粗品は「コンビで呼んでいただいてありがとうございます。最高の気分です」と感謝。カギノテ役のせいやも「僕らの世代は人生をワンピースとともに歩んできた。自分の人生でこんなことがあってえんかっていう気持ち」と感激した。