TKO木下隆行(50)が1日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、投資トラブルの渦中にある木本武宏(51)の一連の騒動後、初めて沈黙を破り「頭が真っ白になった」と吐露した。

木下は、木本から「ゆっくり落ち着いた状況で電話して」とLINEが来たことを明かし「怖いなと思って電話して」一連のトラブルの全容を聞かされたと振り返った。

「全容…いろいろな人を巻き込んでしまったこと、数億円の借金が出てしまったこと、松竹芸能を退所したこと、全部、聞かされました。正直、真っ白になりました。木本って勝手に松竹にいるんやろうと思っていましたし、松竹の顔だと思っていましたし」

木下は、自らがパワハラ疑惑報道を受けて20年3月に松竹芸能を退所したことを踏まえ「僕自身、木本に、まず迷惑をかけてしまったので、言葉が出なかった…強く言えなかったのが正直な本音です」と語った。その上で「実は、木本は僕を松竹芸能に戻し、TKOを再開することを熱望していました。先輩、後輩とも話してくれていましたし、社員さんとも、木下を戻すことを頑張ってくれていました」と、自らの復帰を松竹芸能に働き掛けていたと明かした。その上で

「(松竹芸能に)戻って、僕らの主であるコントをもう1度やって『キングオブコント』もう1度、チャレンジしようということも話していました。その矢先でしたので正直、ショックでしたし…一番、悔しがっていたのは木本本人でした」

と、10年に決勝3位、11年に同6位、13年に同5位だった、“日本一のコント師”を決める大会「キングオブコント」への再挑戦にも、2人そろって強い意欲を持っていたと明かした。木本は木下に対し「偉そうに、木下を戻そうと言うてた、言い続けていたことが実現できなくて、ほんま、ごめん」と謝罪したという。

木下は「今回、投資トラブルという形で人を巻き込んでしまったこと…木本はほんま、アホやなと思います」と木本を評した。その上で、投資に関して、木本に追及した話の内容を明かした。

「人を巻き込んではいけない、ということを伝えました。2人の方から詐欺に遭って、反省できていないことを本人も後悔していました。口を酸っぱくして『仲介料をもらったの?』と聞きました。本人は『もらっていない』と。『なぜ、人を巻き込んだの?と』と聞いたら、本人は言ってました。『おせっかいや…ほんまに、ええもんやと、みんなでもうかると思ったから勧めてしまった』と」

その上で、木下は「僕の周りにおる人たちは…擁護するわけではないですけど、木本は、ものすごくおせっかいです。僕なんかに化粧水を勧めてきました。本当にいいんです。後に使うことになりました」などと語った。

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