シンガー・ソングライター松任谷由実(68)が10日、東京・丸ビルで、クリスマスツリー点灯式を行った。

丸ビル開業20周年と松任谷のデビュー50周年が重なるアニバーサリーイヤー。松任谷は黒いサンタクロースを意識した、ミニスカートにロングブーツ姿で登場し「光栄です」。ビルの外も含めて360度、ユーミンファンに囲まれた。背後のファンに向けて「お尻をみせてごめんなさい」と冗談を交えつつ「丸の内バンザーイ」と手を挙げて盛り上げた。

丸の内エリアの印象を問われ、「変わらない大人の洗練した街であり続けるために変わり続けているんでしょうね」。さらに「帝劇で演劇とのコラボの公演があって、このあたりに滞在していた。このあたりは劇場も多くて東京ブロードウェーと呼ばれているらしく、開演の前に中通りを散策して買い物したりして楽しんでいました」と懐かしんだ。

4年ぶり2度目の同所での点灯式。前回はカウントダウンの途中に点灯しようとして、スタッフを慌てさせた“前科”がある。今回は、高さ8メートルの生木を使用し「YUMING’S TIME MACHINE TREE」と名付けたクリスマスツリーに、ベストタイミングで点灯することに成功。「見事点灯しましたね! 豪華ですね。生の木はエネルギーが出ていますね」と喜んだ。

同イベントは、ニッポン放送「松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD」の公開収録もかねて行われた。「今日初めて知ったんですけど、丸ビルってビルが丸いわけじゃないんですね。丸の内のビルだから丸ビルっていうんですよね。丸いところ探しちゃって」と天然発言。「人間は丸くなっていってもいいですね。でも角があるのもいいですね。何言っているんだかわからなくなっちゃった」と「ユーミン節」でファンをわかせた。

東京・丸の内では、クリスマスイベント「Marunouchi Bright Christmas 2022~YUMING 50th BANZAI!~」を12月25日まで開催する。