甘酸っぱい青春を精いっぱい演じる。女優永瀬莉子(20)が日本テレビ系ドラマ「春は短し恋せよ男子。」(月曜深夜0時59分、関東ローカル)でヒロインを務めている。
高校を舞台とした学園ドラマで、クラスメートの男子とのフレッシュな恋模様を描く。昨年20歳を迎え、モデルに女優と活躍の幅を広げつつあるホープに、作品の見どころや自身の初恋などについて聞いた。
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ヒロイン抜てきは目指していたタイミングでの知らせだった。永瀬は「ご縁だなと思いますし、また制服を着られるのがうれしい」と喜び「キュンキュンできるドラマで、初恋の頃を思い出して楽しんでいただけると思います」と笑顔で話した。
演じるのはジャニーズJr.内グループ「美 少年」の岩崎大昇(20)演じる日高太陽から好意を寄せられる橘柊役。感情表現が苦手で不器用な性格ゆえ、学校では友達の少ない役どころだが、女子の心の中の本音がわかる特殊な力を持つ太陽が、素直な柊からはその声が聞こえないことに気付き、恋物語が進んでいく。「いとおしく思ってもらえるようなキャラクターになったら」と意気込み、共演する岩崎含む美 少年メンバー4人については「全員、役柄とリンクする部分があったり元々のチームワークもあるので溶け込みやすかったです」と明かした。
自身の初恋についても語った。小学生時代、「すごく単純で、足が一番速い子のことが好きでした」と笑い「偶然帰る方向が一緒で、よく鬼ごっこしながら帰ったり。『ラッキー』と思っていましたが、ひそかに思いを抱いたまま終わりました。今でもなかなか自分からグイッといくことはないかもしれないですね」。
ドラマでは“壁ドン”など恋愛モノの王道シーンも多く描かれる。好きな異性の行動には「例えばテーブルの上の何かを取ろうとした時に、腕の近くにコップがあるのに気付いて何も言わず倒れないよう動かしてくれる人」と語り「思いやりある行動にキュンキュンしますね。例えが細かすぎてすみません」と笑った。
演じる高校2年生の頃は広島から芸能活動のために上京した時期。仕事やコロナ禍で転校後もあまり学校には通えず「文化祭も1回も出られなくて。部活動もやってたらよかったなと思う時はあります」。撮影現場で当時味わえなかった場面に出会うこともあり「学校の中庭でご飯を食べることがあって青春だなと思いました」と笑顔をみせた。
まだ1月に成人式を迎えたばかり。「お酒は友達とご飯に行った時にちょっと飲むくらい」と笑う。アクションや医療系作品出演を目標に掲げるなど女優としてのさらなる活躍を誓い「10代の気持ちを忘れない、何にでも興味を持ってワクワク心が躍る感覚を持ち続けられる大人になりたいです。安心して見ていられるとか、それくらい誰かに伝えることができるお芝居ができるように頑張りたいです」。聞こえる“声”に正直に、自分らしく20代の道を切り開いていく。【松尾幸之介】
◆永瀬莉子(ながせ・りこ) 2002年(平14)8月13日生まれ、広島県出身。3歳から小学校高学年までバレエに励む。小学生の頃に訪れた東京・原宿でのスカウトをきっかけに芸能界に興味を持つ。中学時はESS部。18年に女性ファッション誌「Seventeen」のミスセブンティーンに選ばれ本格的に芸能活動開始。女優業は21年「藍に響け」で映画初出演。ドラマは22年TBS系「クロサギ」など。6月に映画「君は放課後インソムニア」公開も控える。趣味映画観賞、読書。身長162センチ。血液型B。



