嵐の櫻井翔(41)が5日、月曜キャスターを務める日本テレビ系「news zero」に生出演し、ジャニー喜多川前社長(19年に死去)の性加害疑惑問題について言及した。

「お伝えしたいことの1つは、臆測で傷つく人たちがいる、ということです」と述べた。「かつて同じジャニーズJr.として時間を共にしてきた大切な仲間の中には…」と声を詰まらせ、涙を浮かべながら「既にこの世界と全く違うところで、新しい人生を歩んでいる人たちもたくさんいます。そういう人たちも含めて、あらぬ臆測を呼び、今回の問題の対象となってしまうことは、何よりも避けなくてはいけない。避けたい」と訴えた。

「ジャニーズ事務所は、話したくない人の口を無理やり開かせることなく、しっかりとプライバシーを保護した上でどのようなことが起こっていたのか調査してほしい」と伝えた。「そして被害を訴える方々、ならびに、本日提出された署名をした皆さんの思いを重く受け止め、二度とこのような不祥事が起こらない体制を整えなければならないと思います」と強調した。

この日、性被害を訴えている元ジャニーズJr.の3人が国会を訪れ、未成年への性加害を防ぐための児童虐待防止法改正を求める約4万人分の署名を与野党に提出していた。