デビュー30周年を迎えたOPD(大阪パフォーマンスドール)が21日、都内で取材に応じ、11月に行う記念ライブ、27年ぶりとなる新曲発売へ向けた意気込みなどを語った。

18年の25周年記念時はトークライブを行うなどしていたが、歌って踊る本格ライブは08年の15周年記念時以来。その時のライブで両足がつりかけていたというリーダーの武内由紀子(50)は「そんなに踊れないです。みんないい歳になっちゃいましたので。でも、みなさんに喜んでもらえるパフォーマンスはしたいなと思います」と力を込めた。

11月1日リリースの新曲はグループ公式ツイッターで歌詞を公募する。楽曲担当という古谷文乃(45)は「キーワードは『キュン』で」と語り「あの頃を思い出して頂いてキュンとなるような、懐かしい感じがいいのかなと思っています」と話した。5人は普段から古谷の家に集合して食事するなど仲がいいといい、稲葉貴子(あつこ、49)は「周年、周年でいろんなことができるのは普段から仲がいいということが大きいかなと思っています。普段から集まってご飯したりしている中で、何かできたらいいねと話したりしてこういうことが実現していく。せっかくの機会を観に来る人に、忘れていた人もいるかもしれないですけど、感謝を伝えられたらなと思います」と意気込んだ。

ライブは11月11日に東京・タワーレコード渋谷のライブハウス「CUT UP STUDIO」で行う。25周年イベント時に唯一ライブ開催を熱望していたという中野公美子(46)は「私自身、OPDを愛していまして、今回歌えることがすごくうれしくて」と喜び「ファンの皆さまとライブを作っていく感じになっているので一緒に楽しんでいただけたらなと思います」と呼びかけた。

唯一の関西在住メンバーでアイドルに詳しいという上田美穂(45)は「趣味がヲタ活なので。ファン目線のご意見番担当として、こういうのがあったらいいなというのを伝えてやっていきたい」と語った。会見では今後について聞かれる場面もあり、50周年までの継続を問われた武内は「その時は私、70歳ですよ。真っ白の頭でおばあちゃんが歌って踊っていたら相当いいですよね。バズりますよ。それを目指したいかな」と笑顔で答えていた。

グループでは30周年を記念してツイッターアカウントも開設。最新情報などを随時アップしていくという。