タレント有吉弘行(49)が13日、JFN系ラジオ「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(日曜午後8時)に生出演し、鼻中隔湾曲症の手術を行ったことを明かした。

冒頭から普段とは違う高めな声で出演し、「鼻に綿球を入れながらやっています。いつもとちょっと違うなと思っている方もいるかもしれないですけど、そういうこともあります。どうぞご容赦願いながら聴いていただければと思います」と語った。

普段から鼻通りが悪かったといい「そういう手術に興味あるなと思っていまして、3、4カ月前から近所の耳鼻咽喉科にお邪魔しまして」と明かした。

状況を説明し、別のクリニックでCTスキャンなども撮影。鼻の中央部分を通る鼻中隔の骨について「2カ所折れた状態でくっついていると。弓矢の弓のようにカーブしていて、右側の穴は完全に気道がつぶれていて通ってないということで。鼻中隔湾曲症という症状で。内視鏡手術で曲がっている2カ所の骨をカットして」と明かした。

今回の手術で副鼻腔(びくう)炎の治療も行ったといい、検査でたまっているうみなどの量も判明。「普通は■骨の下くらい」にたまっているものが有吉の場合は「目の上、おでこ、まゆ毛のあたりまでたまっていると。すごい粘着質なものが。まゆ毛のあたりまでうみがたまっているって聞いて、頭痛くなって」と振り返った。

そこから手術を勧められ、約1カ月後に実行したという。その期間は「事実を知ってしまったので」とこれまでの人生のさまざまな場面が頭をよぎったとも語った。「俺はおでこにうみをためた状態で(昨年の)紅白歌合戦で歌を歌っていたのかと思ってね。紅白に失礼だったかなと思いましたね」と冗談めかして語り「小学校6年生の時の駅伝大会で区間2位だったんですよ。鼻が詰まってなければ区間賞とれたんじゃないかなと。あそこで区間賞とっていたら、もっと陸上に真剣に取り組んで、そのあと全国大会に出られたんじゃないかなとか、いろんなことを思い出されまして。はっきり言って、親をうらみました」とも口にしてスタジオは笑いに包まれた。

有吉も笑いをこぼしつつ、最後は「まあでも今まであれができなかったのは鼻のせいなんだっていう開き直りにもなって、無敵の人になりました」と締めた。

有吉は11日に自身のインスタグラムを更新し、酸素マスクとみられるものを口に装着し、ベッドに寝ている自身の姿を投稿。続く投稿では、「手術完了でーす。最高ー。」ともつづっていた。

※■は順の川が峡の旧字体のツクリ