紅しょうがが7代目女王に輝いた、女性芸人日本一を決める7日の「女芸人No.1決定戦 THE W 2023」(午後7時)の日本テレビ系生中継の平均世帯視聴率が、8・2%(関東地区、速報値)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・3%だった。

紅しょうがは過去最多863組の頂点に立ち、賞金1000万円、日テレ系人気番組出演、冠特番、来季の読売ジャイアンツ開幕戦始球式などの権利を得た。

勝負が決まると2人は力強く拳を握った。4年連続5度目の決勝の舞台。スパイク、エルフとの吉本興業勢で占めた最終決戦を制し、稲田美紀(34)は涙。熊元プロレス(33)は「今日がクリスマスや!」と喜び、「山里さんお疲れさん」と体調不良のフットボールアワー後藤輝基の代役MCを急きょ務めた南海キャンディーズ山里亮太もねぎらった。

体を張ったネタで攻めた。相撲ファンを題材とした1本目では、稲田が“ちょんまげ”姿を披露し、2人で組み合う場面も。2本目はスカートがパンツに挟まるネタで、2人共に下着を晒し、笑いを誘った。

決勝は3組のほか、あぁ~しらき、ハイツ友の会、はるかぜに告ぐ、変ホ長調、ぼる塾、梵天、まいあんつ、やす子、ゆりやんレトリィバァが進出していた。4組3ブロックに分けて1ネタ終えるごとに審査員6人と視聴者投票の全7票で暫定1位を決定し、勝ち残る3組を決定。最終決戦ではスパイクのネタ中に音声トラブルが生じたため国民投票を中止し、審査員投票のみとした。

◆歴代優勝者と平均世帯視聴率(関東地区)

第1回 ゆりやんレトリィバァ 13・1%

第2回 阿佐ケ谷姉妹 11・5%

第3回 3時のヒロイン 11・6%

第4回 吉住 10・1%

第5回 オダウエダ 8・9%

第6回 天才ピアニスト 7・3%

第7回 紅しょうが 8・2%