2年ぶりの出場となる櫻坂46は、今年6月リリースのヒット曲「Start over!」をパフォーマンスする。同曲でセンターを務める藤吉夏鈴は「今年の櫻坂にとって大きく影響を与えてくれた楽曲だと思っていて。『Start over!』という楽曲があったから、また大きく一歩を踏み出せたのかなと思っています」と説明。「グループにとっても、いつも支えてくださっている櫻坂のチームの皆さんも『Start over!』に救われたというか、前に進めるきっかけになったので。楽曲に感謝しながらパフォーマンスできたらなと思います」と意気込んだ。

来年2月1日でのグループ卒業を発表している一期生の小林由依にとってはラストの紅白となる。「改名前の欅坂46の時から何回か出させていただいてて、やっぱり紅白ならではの緊張感とか、年末のお祭り感とか、そういうのがすごく好きで楽しかったので。今回が最後の出演にはなるんですけど、みんなとお世話になったスタッフのみなさんと一緒に楽しんで終われたらいいなと思います」と笑顔で語った。

今年の漢字を聞かれ、キャプテン松田里奈は「飛」と答えた。「うさぎ年というのもあって、みんなで飛躍できるような年になったらいいね、っていうのは話していて。海外でのライブとか、初めて挑戦させていただいたこととかもあったので」と振り返り、「いつもファンの方が応援してくださっていて、そのおかげで新しい景色を見られる、すごく新鮮で濃い1年を過ごすことができました」と感謝した。

また来年の抱負を聞かれ、松田が「私個人としてはまた東京ドームだったり、ドームのステージに立ちたいなっていう思いがあったりとか、また来年も海外に行けたらいいねっていうのをメンバーとも話してるので。そういったことがかなえられるような、そしてかなえられなくてもそれに一歩でも近づけるような年になったらいいなって思ってます」と返すと、メンバーたちも笑顔でうなずいていた。