影山優佳(22)が、舞台「未来少年コナン」(5月28日~6月16日、東京芸術劇場プレイハウス)でヒロイン・ラナ役を務めることが10日、明らかになった。

「未来少年コナン」は、日本アニメーション制作により78年に宮崎駿が初監督したアニメーションシリーズ。最終戦争後の荒廃した地球を舞台に、恐れを知らない野生児コナンがなおも権力にしがみつく人間たちと戦う、胸躍る冒険アドベンチャーだ。

影山が演じるラナはテレパシーの能力の持ち主。優しい心と強い意志を持っていて主人公・コナンとともに困難な冒険に立ち向かい、親友の枠を超えた絆を結ぶようになる。演じるにあたり、影山は「誇り高きまごころと、はかなくも強いまなざしを持つラナという存在を任せていただくこと、大変光栄に思っております。お芝居の道を踏み出したばかりのタイミングでいただいた大きな挑戦の機会を大切に、一瞬一瞬の学びのチャンスをこぼれ落ちることのないようにがむしゃらに食らいついていきたいと思います」とコメントしている。

影山は現在放送中のテレビ東京系「ハコビヤ」(金曜深夜0時52分)、カンテレ/フジテレビ系「春になったら」(月曜午後10時)の連ドラ2本に出演している。

豪華キャスト陣が集結した。神経をもつ素直で正義感の強いコナン役には、加藤清史郎(22)。コナンの相棒となるジムシー役を成河(42)。コナンと出会い葛藤しながら心が揺れ動くモンスリー役に門脇麦(31)。どこか憎めない自由を求める海の男・船長ダイス役は宮尾俊太郎(39)。コナンと相対する影の独裁者レプカ役を今井朋彦(56)。コナンの育ての親おじいと、ラナの祖父ラオ博士の二役を椎名桔平(59)が演じる。

演出は、日本ではミュージカル「100万回生きたねこ」などを手がけたインバル・ピント氏と、世界的振付家マギー・マランの息子で多彩なクリエイターであるダビッド・マンブッフ氏が担う。

▼加藤清史郎

「本当の太陽に育まれた少年コナン、本当の意味であのタンクトップと短パンが似合うように、そして、今の時代を生きる皆さまにこそ見ていただきたい、そう胸を大きく張って言うことができる『未来少年コナン』を作り、お届けするために精いっぱい精進致します」

▼門脇麦

「こんなに早くインバルとまた仕事ができるなんて! 海太郎さんとまたご一緒できるなんて! あのコナンと舞台上で会えるなんて! 幸せづくしで夢心地です。高い壁と向き合う日々が始まろうとしていますが、心強い仲間たちとともに楽しみながら乗り越えていこうと思います」

▼椎名桔平

「名作なのはもちろん、今の時代だからこそ胸に突き刺さる『新たな物語』として、皆さんにお届けできたらと思っています」