「世界のオザワ」が逝った。国際的に活躍した指揮者で、文化勲章受章者の小澤征爾(おざわ・せいじ)さんが6日、心不全のため都内の自宅で死去したことが9日、明らかになった。88歳。旧満州生まれ。葬儀はすでに近親者で行っており、後日、お別れの会を開く。名指揮者に師事し、海外で活躍する日本人指揮者の先駆けだった。
◆小澤征爾(おざわ・せいじ)1935年(昭10)9月1日、満州国奉天市(現・中国東北部)生まれ。41年帰国して、東京・立川へ。45年にピアノを始め、59年に仏ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。02年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートを日本人として初めて指揮。08年に文化勲章。16年に米グラミー賞。夫人は元モデルの入江美樹さん。長女はエッセイスト征良、長男は俳優征悦。ミュージシャン小沢健二はおいにあたる。



