西島秀俊(52)がこのほど、東京・六本木のテレビ朝日で、主演を務める同局ドラマプレミアム「黄金の刻~服部金太郎物語~」(30日午後9時)記者会見に出席した。

同ドラマは国産初の腕時計、世界初のクオーツウオッチを発売したことで知られる、「セイコーグループ」の創業者である服部金太郎の波乱の人生を書き上げた。主人公の服部金太郎を西島、服部の青年期を水上恒司が演じる。

同作の一番の見どころは「群像劇」だと明かし、「豪華な共演者の皆さんが演じていらっしゃって、服部金太郎さんとライバルだった人たちが味方になっていき、幾多の困難を乗り越えて、日本の技術を上げていった。人との繋がりを見て欲しい」とアピールした。

青年期を演じた水上とは、21年公開の映画「奥様は、取り扱い注意」以来約3年ぶりの共演。水上を「不器用なタイプの俳優さん」とした上で「僕もそういうタイプだし、そういうタイプが好き。すごく気になるので、これからも応援したいなと思います。自分の道を進んで、ゆっくりと良い作品を重ねて成功してもらいたい」とエールを送った。

同作にちなみ、自分にとっての「黄金の時」を問われると、「最近なかなか行けてないんですけど、僕は映画好きなので。映画館に行って、座って待っている間に予告を見て…暗くなって始まる時間が一番好きですね。毎回ドキドキするし、いいなって思います」と笑顔を見せた。