俳優吉田鋼太郎(65)がこのほど、4月6日開始のフジテレビ系連続ドラマ「おいハンサム!!2」(土曜午後11時40分、東海テレビ制作)の取材会に出席し、意気込みを語った。

同作は22年1月期に放送された続編。吉田は融通が利かない父役を演じ、木南晴夏(38)は長女、佐久間由衣(29)は次女、武田玲奈(26)は三女、MEGUMI(42)は母を演じるラブ&ファミリーコメディー。

吉田はドラマ内で印象に残ったセリフとして「選択したことが間違っていたとしても、間違っていないようにしていくのが人生」を挙げた。「その選択が正しいのか、正しくないのか、どう判断するのか、その選択をするときに非常に人間は悩むんだけれども、その選択っていうのは、結局選択したことが間違っていたとしても、間違っていないようにしていくのが人生なんだぞっていうせりふがあるんですね」と切り出した。

そして「それはその通りだなと。その選択肢がもし間違ってて、それでいろんなちょっと悲惨なことが起きて、自分の人生が間違っていたかもしれない、失敗したかもしれないと思うことは多々あると思うんですけど、でもそれではいけなくて。それを間違ってないものにしていけと。もちろんその通りなんだけども、なかなかそうは思えないですよね」と語った。

さらに「間違った選択をしてしまった場合でも、やっぱり間違って選択をしたって言って悩み苦しむよりも、じゃあ、それがいい選択だというふうに思って、そういうふうに自分の人生を変えていこうと思った方が、確かにそれはいいわなと。それは正論だわなと。その正論をしっかりときっちり真剣に言うっていう僕の役なんで、そこは大変いつも快感ですね」と話した。

映画版は6月21日から公開予定。吉田は「映画にまでなるくらい、皆さんが盛り上げてくださることが本当にうれしいです。僕たちそんな思いで、最初始めませんでしたので。こんなに愛されるっていうのは本当に皆さんのおかげだと思います」と喜びを口にした。続けて「なので、シーズン2だからといって、よく見ないと面白さがわからないような、よく咀嚼(そしゃく)しないとおいしさがわからないようなっていう。そのドラマの味は変えないように、続きをやっていっておりますので、ぜひご支援応援していただけると大変うれしいです」と締めくくった。