薬物依存からの回復を目指している俳優高知東生(59)が、26日までにX(旧ツイッター)を更新。依存症者の言動にみられる特徴についてつづった。

ドジャース大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平氏(39)が告白したギャンブル依存症が話題となる中、高知は自身も出演した、ギャンブル依存症をテーマにしたネット配信ドラマ「ミセス・ロスト~インタベンショニスト・アヤメ」について言及。公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」の田中紀子代表が同ドラマについて紹介したポストを引用し、「俺も依存症者だから良く判るけど、ハマっている時は、嘘ばっかりついてるんだよな」とつづった。

続けて「なんとか依存し続けるため、人にバレないように隠れ、言い訳を考えアリバイを作る。やり続けるためには、必死に嘘を考える。依存症と嘘は、肺炎と熱みたいにワンセットの症状なんだよな」と解説。自身のそうした症状については「最近やっと症状が改善してきた」とした。

大谷は25日(日本時間26日)、水原氏が違法なスポーツ賭博で450万ドル(約6億7500万円)の借金を抱えて、大谷の銀行口座から返済が行われ解雇された一連の騒動に関して会見で声明を発表。「結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつみんな、僕のまわりにもそうですね、うそをついていた。結論から言うとそういうことになります」と話した。