愛猫家で知られる女優の遠野なぎこ(44)がペットショップで動物を購入することへの批判に言及し、自身の葛藤を明かした。

遠野は28日、「出会ってしまったかもしれない…」とペットショップで売られていた猫が気になっていることをブログで報告。家族に迎える方向に心が動いている様子をつづっていた。

遠野は29日、「いのちに差は無いと思います」とブログを更新。保護猫シェルターに通う時期もあったと前置きした上で、「ペットショップで購入する事を批判される方も沢山いらっしゃる事も理解しています」とペットショップで動物を購入することへの批判に自ら言及した。「勿論、私もそんなシステムは無くなって欲しいとは願っています」とペットショップという形式に問題を感じてはいるとしつつも、「けれど、幾ら願おうとも無くならないのか現実なのです。だから私は、保護猫ちゃんもペットショップで販売されているニャンさんも現状“同じいのち”として見ています」と自身のスタンスを説明した。

「確かに、ペットショップだからワンちゃんネコちゃんは商品かもしれない。でも、“いのち”は決して商品じゃない。矛盾した感情ですが、本当に胸が苦しくなりました」とペットショップを利用することに葛藤を感じているという遠野。「私は決して“ブランド主義”などではありません」と断言し、「保護猫ちゃんにしても、ペットショップのねこちゃんにしても“同じいのち”として愛おしく見守っているという事だけはどうかご理解下さい」と繰り返し伝えた。