俳優森田健作(74)がホストを務めるBS日テレのトーク番組「森田健作アワー 人生ケンサク窓」(第2、第4土曜午前9時)が、13日にスタートする。

今年1月28日に菅義偉前首相(75)をゲストに招き、好評だったことから隔週の30分番組としてレギュラー化となった。森田にとって通算8本目の冠番組で「末広がりで縁起のいい番組にしたい。価値観の変化や不安定な日本情勢など現代の社会問題にも言及していきたい」と話している。

初回、13日のゲストは都内を中心にすしチェーン「すしざんまい」を展開する「喜代村」の木村清社長(71)。人生最高の瞬間やどん底の時期などを深掘りしていく。

森田は「以前、築地の本店に行ってきたんだけど、店員さんの気遣いが素晴らしかった。忙しい時は、ついつい雑になりがちだと思うけど…。以来、どんな社長だろうと気になっていた」。木村社長は「実は、すし屋になろうとは思わなかった。飛行機のパイロットになりたかった」と明かした。そして、すし店に転じた経緯を話している。

森田から「人生を支えてきた曲」を尋ねられると畠山みどりの「出世街道」と語り、曲がかかると感極まって涙を流す場面も。木村社長は「ダメなんだよ。こればっかりは琴線に触れちゃって」と涙を拭った。

森田は「社長の笑顔が素晴らしい。この笑顔が客を引っ張ってくるんだろう。笑顔は最高のメーキャップって言うけど、なるほど社長を見ていると、それを実感する」と話した。