フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69)が17日、TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜午後1時55分)に出演。栃木県内の河川敷で2人の焼損遺体が発見された事件で「ゲソコン」「ホシ」などの警察の専門用語について詳しく解説した。

この事件は、16日早朝に栃木県那須町で地元森林組合所属の男性が「マネキンのようなものが燃えている」と知人から連絡を受け、現場に駆けつけ通報して発覚したとされる。

遺体が燃えていた現場では、地面が土であったことから、県警では複数人による犯行の可能性もあるとみている。

番組では遺体を運ぶ際に河川敷に下足跡(げそくこん=クツの裏の跡)が残っている可能性に触れていて、犯罪ジャーナリストの小川泰平氏は「現場は土なのでゲソコンを見れば、ホシが1本か2本なのかは早い段階で分かると思います」と解説した。

MC石井亮次が次の話題に移ろうとしたが、ここで古館が「警察の捜査用語で下足跡のことをゲソコンと言って、足だからね。そしてホシ(容疑者)が1本か2本か、って言い方をするんですよね。一瞬ね、符丁だからわかんないですもんね」と視聴者に分かりやすいように説明した。

この件をめぐっては県警が、事情を知っているとみられる20代の男を任意で事情聴取したことが17日、分かった。