AKB48の公式ライバル、乃木坂46が1日、東京・六本木の東京ミッドタウンで行われた林野庁木材利用ポイント開始イベントに出席し、PR大使に任命された。同ポイントは、木材製品などを購入すると、価格の10%程度がポイントになって還元されるというもので、この日から運用を開始した。

 白石麻衣(20)生駒里奈(17)松村沙友理(20)高山一実(19)深川麻衣(22)西野七瀬(19)の6人が、白い制服姿で登場した。加治屋義人農林水産副大臣から任命状を授与されると、生駒は「森とかが好きなので、すごくうれしいです。全力で頑張りたいです」と喜んでいた。

 木に対するイメージについて、秋田県由利本荘市出身の生駒は「秋田県では秋田杉が有名なので、『木=杉』というイメージでした」とコメント。白石は「温かくて、いいにおいがするイメージがあります」。松村は「森林浴だったり、落ち着く者ってイメージがありますね」と、それぞれ答えた。

 同じくPR大使に任命された作家C・W・ニコル(72)や、沼田正俊林野庁長官から森林の大切さについて説明を受けると、西野は「将来、木の家を建てたい。2階建てがいいな」と話し、生駒も「お父さんとお母さんに白いメルヘンな家を買うのが夢なんです。今のおうちは、瓦屋根で管理が大変なので」とコメント。深川は「ポイントがお得だなって思ったので、私も買い物をする時はチェックしなきゃと思いました」と話した。高山は「木材って、私たちの生活の中で大切だなって思いました。いろんなところになるじゃないですか。もっともっと使っていけたらいいなって思いました」と答えながらも、「うちも、ポイントのことを知ってから家を建てればよかった~」と話して笑いを誘った。

 3日発売の新曲「ガールズルール」のMV(ミュージックビデオ)撮影を振り返って、「自然の中で撮影したんです。森を歩くシーンとかもあって、すごく癒やされましたし、リフレッシュして、ほのぼの撮影してました」と笑顔。同曲からセンターを務めることについては、「新しい乃木坂46を見てもらいたい。自分自身も、景色が変わったので、ファンの人たちに一番近い場所で頑張りたい」と話した。

 乃木坂46のメンバーの中で「木」のイメージを持っているのは誰か尋ねられると、生駒や白石が深川の名を挙げ、「まいまいには本当に癒やされます。母なる森みたいな」と解説。グループの「大黒柱」について聞かれると、生駒は「お父さん、ってことですよね?

 だったら、橋本奈々未ですかね。いつもメンバーのことを考えて、フォローをしてくれるので」と答えた。

 イベントを終えて生駒は、「あらためて森とか木の大切さを知ることができました。ポイントを使って、経済にも森にも日本にも貢献したいと思いました。PR大使として、ブログに書いたりして、若い同世代の人たちにもポイントのことを知ってもらえるように頑張ります」と意気込んでいた。

 乃木坂46とニコルを任命した理由について、林野庁林政部の末松広行部長は「芸能界や、環境に感心のある方いろんな多くの方から協力したいという話がありました。その中で、インパクトを与える組み合わせということを考えた時に、乃木坂46とニコルさんがいい組み合わせだと思い、決めました」と説明した。