女優北川景子(27)と関ジャニ∞錦戸亮(29)のダブル主演映画「抱きしめたい-真実の物語-」(塩田明彦監督)の初日舞台あいさつが1日、都内で行われた。その席上でギネス記録への挑戦が発表された。

 この日、壇上には全国5会場で行われた“抱きしめ大会”で撮られた、6176人が抱き合った写真で作られたモザイクポスターが登場。「同じポーズで撮った写真で作ったモザイクポスターの最多人数」というカテゴリーで英ロンドンのギネスワールドレコーズ社に申請するという。

 除幕した北川は「6000人以上の抱きしめショット…すご~い!!

 ギネスに挑戦できたらすごいこと」。自身が演じる交通事故で障害が残った女性と、錦戸演じるタクシー運転手が出会い、反対を押し切って結婚し、子どもが出来る実話を描いたラブストーリー。それを応援する全国のファンの後押しが、形となったことを喜んだ。錦戸も「申請してうまくいくことを祈っています」と期待した。

 壇上では、劇中とCMで錦戸が言う「抱きしめたい」というセリフを、錦戸を筆頭に上地雄輔、斎藤工、寺門ジモンが生で言うコンテストも開催された。女性キャストの北川と平山あやは、声を1つに「錦戸さん」と即断。北川は「塩田監督と迷いましたが、劇中のだんな様を…」と言い、ほほ笑んだ。そして錦戸と客席をバックに抱きしめあった。最低気温が氷点下17度まで下がった酷寒の網走で、全身全霊をかけ演じた北川と錦戸の真実の愛の物語が全国へ、そして世界へ羽ばたいた。【村上幸将】