日本維新の会の藤田文武共同代表が4日、国会内で開いた記者会見で、維新の創設者で大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏との関係について問われる場面があった。
藤田氏は、自身の公設秘書側に対する「2000万公金還流疑惑」を、「しんぶん赤旗」日曜版に報じられた。この日の会見でも、公設第1秘書が代表を務めるコンサルタント会社へのビラ印刷などの発注について、「適正だった」と従来の主張を繰り返し、報道内容を否定した。
一方、橋下氏はこれまで民放番組に出演した際、藤田氏の報道内容について「違法かどうかといわれたら、違法ではないと思います」とした上で、「政治家の『政治とカネ』の問題がまったく終わらないのは、政治家たちが公金を扱うことにピリピリ感がないから。ゆるいんですよ」などと指摘。「もし身内の企業が利益を得ていたら、これは大問題になる。藤田さんは『利益はない』と言っているが、利益がないのならなぜ、業者の方に直接発注しないのか」と疑問を呈するなど、今回のしんぶん赤旗報道をめぐり、藤田氏に厳しい指摘を続けている。
会見の質疑応答で、「橋下さんがだいぶ、仕掛けている。維新の中に2つの派閥があるようだ。橋下さんと、何かあったんですか」と問われた藤田氏は「橋下さんとは、特に何もありません」と、淡々と応じた。
「橋下さんは橋下さんの信念に基づいて、より自分がこだわってこられた『維新スピリッツ』について、後輩に、こうあってほしい、ということを、維新や政治全体に向けられていると思う」とした上で、「そこに、私は感情は一切ありません」とも口にした。

