<1>レオノーレ(土曜阪神11RコーラルS)

福永師を背にCウッドで時計を出したレオノーレ
福永師を背にCウッドで時計を出したレオノーレ

6日水曜の栗東Cウッドで、この日開業した福永師がまたがり、6ハロン80秒4-11秒2の好時計を馬なりでマーク。自己ベストを更新した。

オープン2戦目の前走は10着に敗れたが、2走前の昇級戦は0秒4差の4着に好走。力は十分に足りる。加えて【2・0・1・2】と好相性の阪神ダート1400メートルに戻り、鞍上にはレジェンド武豊騎手。4分の1の抽選を突破した勢いで、福永師と武豊騎手の初タッグ、初勝利に期待だ。


<2>アウスヴァール(土曜阪神10R難波S)

23年6月、岸和田S2着のアウスヴァール
23年6月、岸和田S2着のアウスヴァール

6日水曜の栗東Cウッドで、長めから6ハロン79秒9-11秒7をいっぱいでマークした。重馬場だった同日のCウッドで、6ハロン80秒を切ったのは同馬を含めて3頭だけだった。

9カ月ぶりの一戦になるが、1月末から坂路とCウッドを併用して入念に乗り込まれてきた。阪神芝は【1・2・2・4】の好成績で、掲示板を外したのは未勝利時の1度だけ。常に堅実で、他に逃げそうな馬がいない今回は、マイペースの逃げ切りを決めそうだ。


<3>ウルトラソニック(日曜中京9R岡崎特別)

ウルトラソニック(2023年撮影)
ウルトラソニック(2023年撮影)

6日水曜の栗東坂路で、4ハロン50秒7-12秒6をいっぱいでマーク。この日の1番時計だった。重馬場だった同日、50秒台を出したのは同馬だけ。

1200メートルだった前走は、11番人気で0秒3差の5着に健闘。今回の中京芝1400メートルでは過去2戦して4着2回だが、その走破タイム1分20秒1は、今回の出走馬でウインバグースと並んで1位タイだ。好位追走からの粘り込みに期待したい。


【先週の結果】

<1>ビッグシーザー

土曜中山11RオーシャンS 2着(2番人気)

<2>リッケンバッカー

日曜阪神10R戎橋S 11着(13番人気)

<3>フィデル

日曜小倉11R関門橋S 5着(6番人気)

◆日刊スポーツDB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。