<1>イグザルト(中京11R中京スポーツ杯・15時25分発走)

22年6月、三浦特別を制したイグザルト
22年6月、三浦特別を制したイグザルト

ドゥラメンテの産駒には、3冠牝馬リバティアイランドをはじめとする芝のG1ホースがズラリ。芝でこそのイメージが強いが、芝での勝率10・5%、連対率21%に対して、ダートは同10・2%、19・1%。ほぼ同じ水準の数字を残しているとなれば、砂上でも割り引く必要は全くない。

同産駒のイグザルトは、デビュー6戦目からダートに転向して3勝をマーク。3勝クラスに上がってからも、11戦して掲示板を外したのはわずか3回と堅実な走りを続けている。柴田善騎手とコンビを組んだここ3走は2、3、2着と全て馬券圏内。展開のひと押しさえあれば、あっさりオープン入りのシーンがあっても不思議はない。


<2>テーオーステルス(阪神11RコーラルS・15時35分発走)

1月、すばるSを制したテーオーステルスと川田将雅騎手
1月、すばるSを制したテーオーステルスと川田将雅騎手

昨年の阪神ダート1400メートル戦で7勝を挙げた川田騎手。最多勝こそ8勝の田口騎手に譲ったものの、17鞍に騎乗して【7・0・3・7】で勝率&連対率41・2%、複勝率58・8%と驚異的な高打率を残している。

テーオーステルスはその川田騎手とのコンビで目下2連勝中。今回の出走メンバーで唯一、前走リステッドV(すばるS)と勢い、能力ともに申し分ない。ハンデも別定戦の前走から据え置きの57キロ。コースを熟知したベストパートナーとのタッグ継続で連勝を3に伸ばす公算が大とみた。


<3>ショウナンラプンタ(阪神9Rゆきやなぎ賞・14時25分発走)

23年9月24日阪神5Rの新馬戦を制したショウナンラプンタ
23年9月24日阪神5Rの新馬戦を制したショウナンラプンタ

キズナ産駒を買わない手はない。22年以降の阪神芝2400メートル戦で【6・3・0・4】。勝率46・2%、連対率&複勝率69・2%と、この条件では無双状態だ。

2頭がエントリーしているキズナ産駒で、食指が動くのはショウナンラプンタ。阪神芝2000メートルで新馬勝ちを決めた後は、東スポ杯2歳S4着、ホープフルS7着と重賞で善戦。血の後押しが期待できる舞台での自己条件なら、間違いなく勝ち負けに持ち込める。


【先週土曜の結果】

<1>タマモランプ

阪神5R 2着(2番人気)

<2>ワールドシリーズ

小倉9Rあざみ賞 3着(2番人気)

<3>キミワクイーン

中山11RオーシャンS 5着(5番人気)

◆DB班とは 極ウマ・プレミアム、および日刊スポーツの競馬面をさまざまな形で支える内勤チーム。DBはデータベースの略で、通称はディービー班。