<1>イグザルト(中京11R中京スポーツ杯・15時25分発走)
ドゥラメンテの産駒には、3冠牝馬リバティアイランドをはじめとする芝のG1ホースがズラリ。芝でこそのイメージが強いが、芝での勝率10・5%、連対率21%に対して、ダートは同10・2%、19・1%。ほぼ同じ水準の数字を残しているとなれば、砂上でも割り引く必要は全くない。
同産駒のイグザルトは、デビュー6戦目からダートに転向して3勝をマーク。3勝クラスに上がってからも、11戦して掲示板を外したのはわずか3回と堅実な走りを続けている。柴田善騎手とコンビを組んだここ3走は2、3、2着と全て馬券圏内。展開のひと押しさえあれば、あっさりオープン入りのシーンがあっても不思議はない。
<2>テーオーステルス(阪神11RコーラルS・15時35分発走)
昨年の阪神ダート1400メートル戦で7勝を挙げた川田騎手。最多勝こそ8勝の田口騎手に譲ったものの、17鞍に騎乗して【7・0・3・7】で勝率&連対率41・2%、複勝率58・8%と驚異的な高打率を残している。
テーオーステルスはその川田騎手とのコンビで目下2連勝中。今回の出走メンバーで唯一、前走リステッドV(すばるS)と勢い、能力ともに申し分ない。ハンデも別定戦の前走から据え置きの57キロ。コースを熟知したベストパートナーとのタッグ継続で連勝を3に伸ばす公算が大とみた。
<3>ショウナンラプンタ(阪神9Rゆきやなぎ賞・14時25分発走)
キズナ産駒を買わない手はない。22年以降の阪神芝2400メートル戦で【6・3・0・4】。勝率46・2%、連対率&複勝率69・2%と、この条件では無双状態だ。
2頭がエントリーしているキズナ産駒で、食指が動くのはショウナンラプンタ。阪神芝2000メートルで新馬勝ちを決めた後は、東スポ杯2歳S4着、ホープフルS7着と重賞で善戦。血の後押しが期待できる舞台での自己条件なら、間違いなく勝ち負けに持ち込める。
【先週土曜の結果】
<1>タマモランプ
阪神5R 2着(2番人気)
<2>ワールドシリーズ
小倉9Rあざみ賞 3着(2番人気)
<3>キミワクイーン
中山11RオーシャンS 5着(5番人気)
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