☆ステラヴェローチェ(日曜阪神11R・大阪杯4着)

逃げることも選択肢の1つにあったようだが、進みが悪く後方に控えた。向正面でローシャムパークが動いた時も我慢。直線勝負に懸けた。坂で少しもたついたものの、ラスト100メートルはしっかり伸びてベラジオオペラに首+鼻+半馬身差。あらためて能力の高さを示した。1年7カ月の長期休養から復帰して4戦目。今回は折り合いにも進境を見せ、1戦ごとに内容は良くなってきた。このまま順調にいけば、悲願のG1制覇も見えてくる。


☆リバートゥルー(日曜中山10R・アリエスS3着)

コースを1周する中山1800メートルがどうかと思ったが、後方から大外に持ち出して上がり最速36秒4の脚で差し込んだ。最後はドライゼ、フォレストキャットを首+鼻差捉え切れなかったが、ワンテンポ仕掛けが早かった分か。直線まで待てれば、逆転できたかもしれない。それでもこの条件で結果を出せたのは大きい。今後の選択肢が広がった。4歳春で9戦とキャリアも少なく、伸びしろは大きい。いずれは重賞戦線に絡んでくる。


☆クルゼイロドスル(土曜中山11R・ダービー卿CT12着)

いつもより後方で折り合いに専念。何とか我慢はできていたが、3コーナーで手綱を緩めると、のめるような感じでバランスを崩した。この日は稍重発表だったが、少しでも馬場が緩いと力を発揮できないタイプのようだ。最後の直線は集中力が切れて、まったくいいところがなかった。これが実力ではない。相変わらず折り合い面に不安はあるが、良馬場でスムーズな競馬ができれば、巻き返しがあっていい。