単勝1・4倍と圧倒的1番人気に推されたダノンザタイガー(牡、国枝、父ハーツクライ)は2着で初戦を終えた。

スタートで後手に回り後方の位置取りになった。直線外から前を猛追するが、先に抜け出した勝ち馬に半馬身及ばず、悔しい結果となった。

国枝師は「これも競馬だね。スタートがのんびりだったし、ペースも遅かった。勝った馬は2番手だよね。直線は反応して頑張ってくれたけど。勝てれば良かったけどね」と振り返った。

母シーズアタイガーは米G1を1勝し、米最優秀2歳牝馬に選出された。その良血から、20年セレクトセールの当歳馬部門では2億7000万円(税抜き)で落札された。デビュー勝ちはできなかったが直線で見せた脚は非凡。次走で初勝利を狙う。