重賞初挑戦となるルーキー今村聖奈騎手(18=寺島)が、相棒となるテイエムスパーダ(牝3、五十嵐)に初めてまたがった。

弾むような走りで坂路を駆け上がり、4ハロン53秒7-12秒1を計時。「難しい面があると聞いていたので、コミュニケーションをとって『お友達になろう』という気持ちで、馬に寄り添った騎乗を心がけました。最後も余力がある感じで、やればやるほど動く印象です」と声を弾ませた。

何よりも最軽量48キロが魅力だ。五十嵐師は「いいハンデをもらった。何が何でもハナという馬ではない。2、3番手でもいいけど、包まれるのは嫌」と策を練る。将来性豊かな3歳牝馬&18歳新人。鞍上は「馬も私も若いので、フレッシュで活気のある騎乗をしていいレースをしたいです」と意気込んでいた。