23年のG1を早くも大予想! 正月恒例の「G1先取り予想」で東京の8記者が2歳戦を除いたJRAの平地G1・21レースの勝ち馬を指名した。座談会では各記者がダービーを中心に持論を展開。あなたの思うダービー馬もこの中にいる!?

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高木 読者のみなさま、明けましておめでとうございます。今年も正月恒例のG1先取り予想でダービーを占います。さて、さっそく現時点での本命候補と今年の抱負などを聞いていこう。

久野 22年のJRA平地G1(2歳戦除く)を1番人気で勝ったのは天皇賞・秋と有馬記念のイクイノックスだけ。そのイクイノックスを去年の先取り予想でダービー馬に挙げていたのが井上と桑原だったな。

井上 ダービーは2着惜敗でしたが秋にG1・2勝しましたし、先見の明があったと自信になりました。

高木 井上は平地G1の馬連回収率が225・3%で東西記者通じてトップと好調だったね。さっそく今年の指名馬を聞こうか。

井上 レイベリングです。豪快に差し切った新馬戦が強かったですし、キャリア1戦で臨んだ朝日杯FSも力を示す3着。マイルのイメージも強いフランケル産駒ですが、この馬は操縦性が良さそうなので距離はもつとみています。ビッグレッドファーム悲願のダービー制覇を飾るのはこの馬ですよ。僕自身は2年連続G1回収率1位かつ年間プラス収支を狙います。

久野 自信満々だな。もう1人、昨年イクイノックスを指名した桑原は?

桑原 ソールオリエンスに注目しています。イクイノックスと同じキタサンブラック産駒で、半兄はドバイターフ2着のヴァンドギャルドという良血。東京芝千八の新馬戦で最後の3ハロンを11秒5-11秒0-11秒0でまとめました。体質面が強化すればクラシック候補間違いなしでしょう。予想2年目になる今年はG1回収率200%を目指して頑張ります。

松田 僕はデータから攻めます。ダービー馬は06年のメイショウサムソン以降の17頭がすべて2歳7~10月デビュー。そして16年マカヒキ以降の7頭は芝1800メートル以上で新馬勝ちしている。牡馬に限れば昨年は37頭が該当します。

久野 で、指名馬は?

松田 前述データに当てはまる1頭、グランヴィノスです。大魔神・佐々木オーナーから話をうかがう限り、京都2歳S(6着)は悲観しなくてもよさそう。成長力ある血統ですしね。あっ、僕自身は酒の飲み方を大人に。1軒で切り上げる習慣をつけたい…。

舟元 ちょっとちょっと、皆さん。先取り予想はあくまで正月のお遊び。本当のダービー予想でドウデュースに◎を打った自分の予想を聞かないでどうするんですか。

高木 それは失礼。

舟元 ハーツコンチェルトがいいと思います。ホープフルSは展開が向かず末脚が不発の7着でしたが、出遅れながら上がり最速で3着した東スポ杯2歳Sの走りは忘れられません。僕は去年は最高級の◎の収支が振るわなかったので、最高級の◎の回収率100%以上が目標です。

木南 そろそろ自分もいいですか。今年の「ダノン軍団」3歳世代はすごい馬がたくさんいるけど、エースだと思っているのはダノントルネード。お母さんは2歳戦として世界最高賞金の豪G1ゴールデンスリッパーSを勝っている。こんな血統がいるって、すごすぎる。新潟の新馬戦もハイレベルでした。

久野 昨年の平地G1で9レースの馬連を的中させた俺は同じダノンでもダノンザタイガーだ。国枝師悲願のダービー初制覇を期待したい。

高木 あっ、僕もです。新馬戦と東スポ杯2歳Sが2着ですが、その未完成な感じが、逆に春からダービーに向けてグンと良くなっていきそうなイメージ。

久野 昨年ドツボの高木とかぶったのが心配だ…。あれっ、まだ阿部がしゃべってないな。自己紹介しないと。

阿部 すいません。去年秋から競馬担当になり、今年から紙面で印を打って予想コラムも書きます。ガチで当てたいです。予想で人を笑顔にできれば幸せですよね。ダービーはキングズレイン。ホープフルS3着後にルメール騎手が「距離が延びても大丈夫」と話していました。回りの左右を問わず安定していますが、東京2400メートルならもっと力を出せそうです。

久野 去年はホープフルSが大波乱で今年の牡馬クラシック予想も難しそう。ここまで名前が挙がった馬の中にみなさんが現時点で思うダービー馬はいましたか? 今年も日刊スポーツの極ウマをよろしくお願いいたします。