2番人気のヒーローコール(牡、浦和・小久保)が直線の争いから抜け出し3つ目の重賞タイトルを手にした。森泰斗騎手(42)は昨年に続く勝利で黒潮盃3勝目、小久保智調教師(51)は初制覇となった。
スタートを決めると外3番手を確保し、勝負どころで2番手に進出。古馬にもまれて10着の前走から一転、森騎手は「いいポジションを取れた」。直線は内で粘るウインドフレイバーを退け、米遠征から帰国初戦のマンダリンヒーローの追い上げも1馬身3/4差で封じた。「ミックファイア不在のここは負けられないと思っていたのでホッとしました」と鞍上の第一声には強い思いがにじむ。同世代の強敵を前に羽田盃2着、東京ダービー2着と春本番は悔しい結果。「伸びしろがあると思うし、どこかでリベンジしたい」と再戦を待ち望む。次走は9月14日川崎の戸塚記念(S1、2100メートル)を予定。小久保師は「歯がゆい競馬が続いたけど、これを続けられるように」とさらなる飛躍に期待した。【渡辺嘉朗】

