スペインのサルスエラ競馬場で24日、女性限定の国際騎手招待競走「セカンド・インターナショナル・チャンピオンシップ・フォー・ジョッキーズ」が行われ、藤田菜七子騎手(26=根本)は第1戦(芝1500メートル)4着、第2戦(芝1200メートル)11着、第3戦(芝1500メートル)7着に終わった。

同競走は計10カ国から12人の女性騎手が出場。3鞍でポイントを競い合い、藤田騎手は計11点の総合8位タイだった。

 

「今日は勝つことができず残念ではありましたが、3レースとも自分の思ったような競馬ができた点はよかったです。今回スペインで、世界各国の女性騎手とともに競馬ができたことは大変いい経験になりましたし、今後もこうした騎手招待競走に呼んでもらえるように日本でも頑張りたいと思います」とコメントした。

藤田騎手は20年3月の同シリーズに招待を受けていたが、直前の2月の小倉競馬で落馬負傷したため参加を断念していた。海外遠征は7回目で、スペインでの騎乗は初めてだった。

 

◆シリーズ結果

優勝 U・ホルムクィスト(スウェーデン)31点

2位 J・サンブディオ(スペイン)29点

3位 V・アロンソ(スペイン)21点

8位タイ 藤田菜七子(日本)11点