第92回ダービー(G1、芝2400メートル)は6月1日、東京競馬場で発走する。「競馬の祭典」を前に、人気急上昇中の政治・経済YouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」を運営&制作する高橋弘樹氏(43)が、競馬について語った。インタビュー中編です。

   ◇   ◇   ◇

-馬券でもうかった思い出は

高橋氏 僕、勝負運なくて。僕、競馬でもうかったことないです(笑い)。あらゆるギャンブル運がないです。

-競馬の魅力はどんなところ

高橋氏 知的なゲームで、ありふれた話ですが、ドラマがある感じがしますよね。人間もそうですけど、お父さんとか、お孫さんとか、おじいちゃんが誰だとか。僕、今政治の番組をやってますけど、政治の世界にもありますよね。競馬もありますよね。それが人間より早く世代交代がくるので、人生を重ね合わせるというか。思い出とリンクしやすいですよね。あと、寺山修司の「さらばハイセイコー」の詩が好きでしたね。

-「ふりむくな うしろには夢がない」とかでしたね

高橋氏 そうそうそう。なんとかの人がいる、なんとかの人がいるって立て込んでいるやつでしたね。寺山修司の「さらばハイセイコー」は、すごく良くないですか。すごく好きです。馬にすごく思いを託して見ている人がいるんだなと。

-ファンだった騎手は

高橋氏 田原成貴が好きでしたね。天才感だったり、感情表現が豊かじゃないですか。安藤勝己とかも好きでしたね。地方競馬から来た人は強いっていうイメージもありましたね。

-“古巣”のテレビ東京さんは、土曜日に競馬番組をやってます

高橋氏 ウイニング競馬ですね。僕も昔、川崎競馬の厩舎とか取材しました。「空から日本を見てみよう」という番組です。川崎競馬場の厩舎は、河川敷で調教をつけているんですよ。馬が横断歩道を渡るんです。それが面白くて。取材しましたね。懐かしいなあ。

-「ReHacQ-リハック-」は多くの人に見られています。今の仕事の面白さは

高橋氏 何が面白いかな。映像を作るのが好きなので、まずコンテンツとして映像を作るのがおもしろいですね。自分が思っていることとか、取材したことを映像にするのは面白いですし。リハックは、映像っていう感じではないですけど、インタビューが仕事なので、ディレクターの本分というか相手の考え、どうしてそう考えるんだとか、そういうところに迫っていくのが面白いかな。現場にいるのが好きですね。(後編へつづく)

◆高橋弘樹(たかはし・ひろき)1981年(昭56)7月7日、東京都生まれ。早大卒。05年テレビ東京に入社。数々の人気番組制作に携わり、「家、ついて行ってイイですか?」では15年に日本民間放送連盟賞テレビエンターテインメント番組最優秀賞、第53回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞を受賞。23年3月に退社し、政治・経済YouTubeチャンネル「ReHacQ」を開設。AbemaTVでも「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」などの人気番組をプロデュースしている。「都会の異界 東京23区の島に暮らす」など著書も多数。

◆「ReHacQ-リハック-」 登録者数148万人超のYouTubeチャンネル。政治、経済、人生キャリアなど各分野の話題を取り上げるビジネス動画メディア。昨年の東京都知事選に出馬した石丸伸二氏、経済ジャーナリストの後藤達也氏、「論破王」ひろゆき(西村博之)氏らの出演者が、運営兼プロデュ-サーの高橋弘樹氏とともに激論を繰り広げ人気急上昇中。総再生回数は3億4000万回以上を誇る(数字は2025年5月29日現在)。