イクイノックス、リバティアイランドに続け! 近年は歴史的名馬がデビューしている新潟の新馬戦が今週からスタートする。
サートゥルナーリア産駒のペルウィクトール(牡、宮田)は27日(日)の芝1600メートルでデビューする。パワフルなフットワークが目立ち、宮田師も来年のクラシックを意識する好素材。今週リフレッシュ休暇から復帰するルメール騎手を背に、大舞台への1歩を踏み出す。
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ペルウィクトールが大物候補が集う夏の新潟でデビュー勝ちを狙う。母ウィクトーリアはG2フローラSの勝ち馬、祖母ブラックエンブレムはG1馬。その良血にたがわぬ重厚感のある好馬体、迫力満点のフットワークに能力の片りんが見て取れる。宮田師は「初めてウッドで15-15をやった時にすごいフットワークだなという印象で、そのイメージは頭から離れないですね。可動域が広い大きな走り。走る感触を持っています」と非凡さに確かな才能を感じ取る。
1週前追い切りは前肢をダイナミックにかき込み、パワフルな脚取りで5ハロン67秒3-11秒3(末強め)をマーク。促されるとスムーズに反応し適度に気合も乗っている。22日は坂路を軽く1本上がって調整。「暑い中でもへこたれずよく頑張っています。1週前の動きは良かったですね。一時期減った体も増えてもともとの素晴らしい馬体に戻っている。テンションは危うさがある中でも何とか我慢が利いている」と順調ぶりを伝える。
今週から復帰するルメール騎手がデビュー戦の手綱を取る。今年、宮田厩舎とのタッグでは【5 3 2 5】、勝率33・3%、連対率55・3%、複勝率66・7%と強力だ。「頼りがいのある素晴らしいジョッキーです。リフレッシュしてくれていると思うので、ルメさんに喜んでもらえるよういい状態で送り出したい。クラシックに乗せたい1頭です」。全幅の信頼を寄せる鞍上とともに、未来へつながる大きな1勝をつかみ取る。【井上力心】

