7年目の団野大成騎手(25=斉藤崇)が、通信機器に関する違反行為により、20~21日の2日間の騎乗停止処分を受けた。JRAが10日に発表した。今週末の3日間開催(13~15日)は騎乗できる。
JRAの説明によると、今月6日の中山12R後に、調整ルームの空き部屋に荷物があったため確認したところ、団野騎手のものであり、その中にスマートフォン(以下スマホ)1台が入っていることが確認された。これを受け、団野騎手本人を事情聴取するとともに当該スマホについて調査したところ以下の事実が認められた。
<1>団野騎手は私用と業務連絡用でスマホを2台所持しており、これまでは2台ともに専用ロッカーに預け入れていたが、5日は入室時刻が午後9時ギリギリで慌てていたこともあり、業務連絡用のスマホを預け入れるのを失念してしまった。
<2>入室後、他の騎手の居室に立ち寄ってしばらく話をしていたが、自身の居室に戻る際、当該荷物を置き忘れ、翌日(土)も荷物を回収せずに最終レースまで騎乗していた。
<3>ロッカーに預けられていた私用のスマホを含め、所持する2台のスマホの使用履歴を確認したが、いずれのスマホにおいても入室以降の通信・通話履歴および各種アプリの使用履歴は確認されなかった。また、確認可能な過去の履歴についても入室義務期間中の使用履歴は確認されなかった。
これにより、裁決委員が以下のように判断した。
「開催日の調整ルームにおける通信機器の取り扱いについては、公正確保の観点から厳しく取り締まっており、違反行為に対しては重い制裁をしてきたところ。一方、本件については、結果としてスマホを持ち込んだという違反行為はあるものの使用した事実はなく、また、悪質性や常習性も認められないことから、これまでの事案とは異なるものと考えられるため、2日間の騎乗停止処分としたもの」

