秋もSHO-TIMEだ! 日曜阪神メインの菊花賞トライアル・神戸新聞杯(G2、芝2400メートル、21日、1~3着馬に優先出走権)で、ダービー3着馬ショウヘイ(牡、友道)が秋初戦を迎える。皐月賞馬もダービー馬もいない菊戦線をはじめ、秋の大舞台に向かうための大事な一戦。MLBで2年連続50本塁打に王手をかけるドジャース大谷翔平選手のように、圧巻のパフォーマンスで秋の主役となるか。
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ショウヘイがパワーアップして帰ってきた。約3カ月の夏休みをへて、馬体重は前走時から10キロ増の470キロに。体は一段とボリュームを増した。大江助手は「(放牧から)帰ってきた時に、全体的に大きくなったと感じましたし、馬体の幼さが抜けました。調教でむきになるところも少なくなりましたし、心身ともに成長しています」とうなずく。秋の飛躍に向けて、充実の夏を過ごしてきた。
ダービーは見せ場十分の3着だった。1枠2番を存分に生かし、好位の内で脚をため、直線は堂々たる走りっぷり。1着クロワデュノール、2着マスカレードボールの2頭には及ばなかったが、高いポテンシャルを示した。「内の馬場が良くなくて、勝負どころで脚をとられるところがありながら、最後は勝ち馬と差が広がっていなかった」と大江助手。レベルが高いといわれる現3歳世代で、トップクラスの力を示した。
秋こそG1馬の称号を勝ち取るため、今回は大事な前哨戦となる。「まだ緩さはありますし、追い切りでも休み明け感はありますが、実戦ではいつも調教以上に動いてくれますからね。ダービー3着馬として、ここはいい結果を出したいです」と力が入る。
この先に見据える菊花賞には、クロワもマスカレードも、皐月賞馬ミュージアムマイルもいない。その菊戦線をはじめ、秋のG1シリーズの主役に名乗りを上げるためにも、仁川の舞台は大事な“SHO-TIME”となる。【藤本真育】
◆ダービー3着馬の神戸新聞杯成績 15年以降の過去10年で、ダービー3着馬は計4頭が神戸新聞杯に出走。21年ステラヴェローチェが勝利し、19年ヴェロックスと20年ヴェルトライゼンデが2着、23年ハーツコンチェルトが5着だった。勝率25%、連対率75%、すべて掲示板とさすがの力を発揮。今年のダービー3着馬ショウヘイも好戦必至だ。

