3番人気のオレノコクオウ(牡、槻舘重)が世代の頂点に立った。鈴木恵介騎手(49)で勝ちタイムは1分54秒3。第2障害をひと腰でクリアし、力強く押し切った。2着にホクセイイワキヤマ、3着にレッドウンカイが入り、1番人気のキングウンカイは5着に敗れた。

管理する槻舘重師は「ホッとしました。ずっと結果が2着だったので、いつかは挽回できればと思っていました。この馬を初めて見た時は細身という印象でしたが、順調に体重も増え成長してきました。普段はおとなしい性格ですが、ビックリするようなレースをしてくれます。瞬発力がある馬で、父親のジェイワンと似ていると思います。今日の状態は100%でした。下りてからどこまで我慢できるかが心配で、止まらずに行けるようなレースになればと思いながら見ていましたが、思った通りのレースになって良かったです。今後は馬を育てるという思いで無理をせず、馬主や騎手と相談しながらやっていきたいと思います」と喜びを語った。

鈴木恵騎手は「正直びっくりしています。最近はキングウンカイにずっと負けていて、切れ味が違うと思っていましたが、今日は下りてから本当に良く歩いてくれました。ソリ重量が690キロで、そこまで速い展開になるとは思っていなかったので、そこも考えながらレース運びをしていました。馬場は乾いているけどそこまで重くはない感じがしました。道中の手ごたえが良く、自分の思った通りの位置取りができました。障害の掛かりも良く、上手に上がってくれましたし、下りてからも本当に手ごたえが良くて止まる要素がない感じがして行けると思いました。春からはクラスが上がって大変かもしれませんが、障害力と下りてからの脚が良く、能力がある馬なのでこれから頑張って行きたいです。また春からもオレノコクオウとばんえい十勝の応援よろしくお願いします。ありがとうございました」と力強く語った。