単勝1・1倍の圧倒的な支持を集めたアンジュルナが逃げ切り、重賞4連勝で南関東3歳牝馬の1冠目を制した。勝ちタイムは1分34秒7。野畑凌騎手(21)が初制覇、小久保智調教師(54)は21年以来5年ぶり4勝目となった。
「そう簡単には勝たせてくれない」という鞍上の言葉通り、決して楽な逃げではなかった。スタンド前でトリップスは抑えたが、向正面ではブレイズエッジがぴったりマーク。直線に向いてもすぐには引き離せなかったが、それでも地力が違った。最後は2馬身差。突き放してみせた。「まだ課題もあると思いますが、ルナと一緒に成長していきたい」と先を見据えた。
見届けた師は「1戦1戦違うメンバーと戦って、どこまで強くなってくれるのかなと楽しみ」。残り2冠の優先出走権を得て「その2つを取りに行きたい」と3冠挑戦も明言した。まずは4月30日大井の東京プリンセス賞(S1、1800メートル)。南関東同士の2冠目を取りに行く。【牛山基康】
◆馬歴
アンジュルナ▽父 ティズザロー▽母 アイワンダーアズアイワンダー(アメリカンファラオ)▽牝3▽馬主 竹下浩一▽調教師 小久保智(浦和)▽生産者 株式会社千里ファーム(北海道新ひだか町)▽戦績 9戦7勝▽総獲得賞金 8705万円▽主な勝ち鞍 25年ローレル賞(S2)、東京2歳優駿牝馬(S1)、26年ユングフラウ賞(S2)▽馬名の由来 天使(仏)+月の女神(ローマ神話)
◆勝負服
<ブレイズエッジ=2着>御神本騎手 先にたれちゃったけど頑張ったし、小回りも問題ない。ゲートで出負けしたので、そこが五分だったら、もう少しやれたかもしれません。
<グッドディーズ=3着>本田正騎手 浦和向きではないかな。次の大井千八はいいんじゃないかと思います。
<ナーサリーテイル=4着>矢野騎手 想定通りだったけど、位置を取りにいった分、メリハリがなくなってしまったかな。馬はいい。乗り方次第ですね。
<ティーズセラフ=5着>吉原騎手 ペースが速かったけど、我慢して追走して、自分の脚は使ってくれたかな。馬は良くなってました。

