筑陽学園が飯塚に圧勝した。6回に先制されたが慌てなかった。自慢の打力で終盤に相手エースを打ち崩した。

92年夏、西日本短大付が甲子園で優勝した時の主将で、日本文理大・中村寿博監督(43)の次男、敢晴(かんせい)内野手(1年)が内野安打でヘッドスライディング出塁するなど気迫の猛攻で6回に3点を奪い逆転。勢いは止まらず7回の3点本塁打でダメ押した。福岡大真外野手(2年)は「1戦1戦、一生懸命戦い九州大会に出たい」とチームの思いを代弁した。