阪神福留孝介外野手(38)が先制打と美技でG倒に貢献した。まずは、3回1死二塁、菅野のフォークを中前にはじき返し絶対にほしかった先制点をたたき出した。

 「走者をかえすことが求められていた場面だったので、よかった。いいところを抜けてくれた」

 3試合連続打点ながら、チームにとっては31イニングぶりの適時打。それもセ・リーグ防御率トップの右腕から放っただけに、価値が高まる。

 9回には阿部のソロで2点差と迫られた後。1死で堂上が右翼線寄りに放った打球をダイビングキャッチ。ピンチの芽を摘んで、マウンドの呉昇桓を救った。

 「捕れると思わないと飛ばないしね。2つ負けていた中で先制して、勝てたというのが大きいよね」

 45打点は、ゴメスと並んでチーム最多。今、クリーンアップで最も頼りになる存在だ。さらに守備での貢献も光る。何とか巨人に食らいついている阪神だが、百戦錬磨の福留がいる限り、大崩れすることはなさそうだ。