打撃開眼で巻き返しだ。広島堂林翔太内野手(24)が8日、宮崎・日南市内のホテルで契約更改を終え、170万円ダウンの推定年俸1830万円でサインした。今季は1軍に定着した3年目以降で最少となる33試合出場。本塁打も0本に終わった。このまま下降線をたどるわけにはいかない。危機感さえ漂わせた。

 「悔しい1年だった。サードはまず打撃。長打も必要。打率を残せば、長打も自然と増える」

 秋季キャンプでは新しい打撃フォームに挑戦中。バットを胸の前で構え、オープンスタンスからゆっくり間合いをとっている。中日落合GMの現役時代を参考にして、懐の深い打撃を目指す。試行錯誤は続くが「ビデオで見ても、ここ数年よりは大きく構えられている」と手応えもある。「期待の若手」は、もう卒業する。