阪神は28日、球団事務所で仕事納めを行い、来年1月1日付の人事を発表した。新入団として元オリックスの本屋敷俊介氏、元日本ハムの木下喜雄氏と2人のトレーナーが加入した。四藤球団社長は「トレーニング部門を増員するということです」と説明した。
金本新監督は就任直後から、野球の技術すべてにおいて「強さ」を求めてきた。その源になるのが、指揮官が現役時代から取り組んできたウエートトレーニングだ。秋季キャンプ以降、スタッフとともにトレーニング方法の見直し、新しい方法を選手に伝えるなど熱心に改革してきた。
すでに来春の沖縄・宜野座キャンプでは1クール4日間のうち2日間は全体練習後の個別練習を行わず、筋力トレーニングにあてる方針が決まっている。肉体面での強化が重要だという新監督の“色”がよく表れている部分だ。
本屋敷氏は04年から今季までオリックスのコンディショニングコーチとして、清原和博氏の専属トレーナーなども務めた。木下氏も社会人ラグビーの他、09年から日本ハムでトレーナーを務めた経験がある。一気に2人を増員し、長いシーズンを戦い抜き、技術の土台となるフィジカルの強化を図ろうという狙いが見える。毎年、恒例の球団人事の中にも“アニキ流”が垣間見えた。



