ソフトバンクは守護神デニス・サファテ投手(35)が同点の9回に決勝点を奪われ1点差負け。チームワーストの5敗目を喫した。セーブが付く場面での救援失敗はないが、同点では踏ん張れない登板が目立つ。工藤監督は弱点を指摘し、終盤戦へ向け改善を求める。青い「チャンピオンブルー」ユニホームの試合は5戦全敗となった。
また同点の場面でサファテがやられた。「同点ではあまりいい投手じゃないんで、同点で投げるのは辞めた方がいいかも」。本人が自虐的にそう話すように、今季の5敗はすべてが同点の場面での登板だ。
9回、先頭今江に左前打を許す。代走聖沢を警戒し、ウィーラーの時にはクイックしながら二飛に打ち取った。だが続く銀次の初球は足を上げて投げ、二盗を許し、2球目に決勝の中前適時打を浴びた。工藤監督は「セットに入るとけん制がない。だから走者が出ちゃう。本人とも話をしましょうかね」と指摘。後半戦、ポストシーズンへ向けて、修正を求めていく。
サファテは「それはまだ監督から聞いていないので、今は話すことはない」と珍しく取材を途中で打ち切った。今季もここまでセーブ機会では失敗無しの27セーブ。工藤監督は「気持ちの変化、同点だからというのはない」と技術面で改善できると考えている。
これで青い「チャンピオンブルー」ユニホームを着用した試合では5戦全敗となった。工藤監督は「知ってる」とニヤリ。2位日本ハムと5・5ゲーム差となっても「1個、2個負けてヘナヘナしてもしょうがない。ゲーム差はなくなった時に考えよう。ここまで頑張ってきたから貯金もある」と強い口調で前を向いた。まだ貯金は26。日本一3連覇へ向け、ひとつずつ課題をつぶしていく。【石橋隆雄】



