日本ハムは終盤に痛いミスが絡み、逆転負けを喫した。栗山監督は「いろいろなことがあるけど、結果がすべての時期なので。みんな必死にやっている。勝たせてあげなければ…」。勝利の余韻に浸る敵地の歓声を遠くに聞きながら、バスへと乗り込んだ。
一転したのは2点リードの7回だった。6回まで4安打無失点に抑えていた有原が、1死から駿太、糸井、安達に3連打を浴びて1点を失うと、さらに満塁の場面で名手・田中賢が、T-岡田の打球をこの日2つ目の失策。この回に一挙3失点で逆転を許し、8回にもレアードの落球(失策)が絡んで突き放された。
7月22日オリックス戦を最後に、6試合、約1カ月半の間、白星のない有原は「(6回まで踏ん張っても)勝てないと意味がない。リズムが悪い投球で、粘りきれなかった」と反省しきり。疲労が見える有原の次回登板について、栗山監督は「考えていきます」と、再編の可能性を示唆した。
ついにソフトバンクに優勝マジック「20」が点灯した。栗山監督は「別に問題ない。どっちかにいつかはつくと思っていた」。ゲーム差も1・5に開いたが、残り21試合、本当の正念場はここから始まる。「まだまだ終わってるわけじゃない。自分たちの野球をしっかりやっていくしかない」。1つの敗戦を、ひきずっている暇はない。【本間翼】



