日本は、初戦で韓国にタイブレークの延長10回、8-7で逆転サヨナラ勝ちし、稲葉監督の日本代表での初陣を白星で飾った。

 2020年東京五輪で金メダルを目指す「稲葉ジャパン」は、アジアのライバルを相手に好スタートを切った。

 日本は3-4の9回、1死から2四球と安打で満塁として京田が押し出し四球で追い付き延長戦へ。10回に3点を失ったが、上林の3ランで同点とし、田村のサヨナラ適時二塁打で試合を決めた。

 稲葉監督は「1度もリードできず、嫌な展開だと思っていたが、選手が見事にやってくれた。上林は安打でつないでくれればと思っていたが、まさか本塁打とは。勝ったのは非常に大きいし、選手がぐっと1つになれたと思う」と感無量の様子だった。