阪神矢野燿大監督(51)が30日、第2回「FUN FAN ファンミーティング」に参加した。今回はファンクラブ会員のうち、ダイヤモンドプラス会員が対象で10人の当選者と交流。テレビ会議アプリ「Zoom」で交流を図った。

参加者から「社会人で新しく部署が変わって不安。昨季、監督就任1年目の矢野監督は悩んだときにどう乗り越えてきましたか?」という質問を受けると、矢野監督は「僕もめっちゃ落ち込む。もうちょっとやれたんじゃないかとか、選手に指導ができているのかなとか。いろいろ不安や悩みや弱さっていうのは僕ももちろん多くある」と寄り添った。その上で同監督は「不安はみんなあって当たり前。僕もそうなんですけど、いい想像をするように心がけている。今日はだめだったけど、『明日はこうやってグラウンドに出よう』とか『胸張って出よう』とか『笑って出よう』とか。自分でまずそういう風に決めています」と、ポジティブに回答した。

オンラインミーティングは午前9時半頃から約1時間行われ、プロ野球開幕を待つファンにとって有意義な時間になった。