ロッテ西川僚祐外野手(19)が2軍での今季2号本塁打を放った。

5番左翼でスタメン出場し、第1打席に適時打を放つと、3回2死一塁で第2打席へ。日本ハム斎藤のやや内寄りの球を振り抜き、左翼へ豪快に運んだ。

昨秋ドラフト5位で東海大相模(神奈川)から入団した右のスラッガー候補。4月8日のイースタン・リーグ巨人戦(ジャイアンツ球場)で1号を放つも、その後は一時期三振が増え、壁に当たっていた。

最近では安打も出始め、中軸起用される試合も増えてきた。この日は1軍の井口資仁監督(46)も視察。報道陣の代表取材に「今年1軍があるかどうかは分からないですけれど、しっかりとプランを持ってやってくれているなという感じはしますね」と答えた。

前日25日の1軍の日本ハム戦(札幌ドーム)は藤原恭大外野手(21)の同点2ラン、山口航輝外野手(21)の勝ち越し2ランと、若い2人の1発で逆転勝利した。この日の2軍戦は西川だけでなく、育成ドラフト3位の山本大斗外野手(19=開星)も適時打を放つ活躍。若手が着実に力をつけてきている。