もはや、“モーニングルーティン”になりつつある。沖縄・宜野座で行われている阪神の1軍キャンプ第2クール3日目。9時過ぎに大山悠輔内野手(27)、熊谷敬宥内野手(26)、ジェフリー・マルテ内野手(30)が、3日連続となる早出特守を開始した。全体練習が始まる前の限られた時間、久慈、藤本両コーチのノックを受け続けた。

大山、熊谷は2日に早出特守を行って以降、練習日は必ず朝にノックを受けている。マルテは20、21年も春季キャンプで早出特守に参加していたが、助っ人で3日連続は異例といえる。

チームは昨季86失策を喫し、4年連続で12球団ワースト。大山はキャンプイン前、「1カ月しかないと思って、時間を無駄にしないように」と語っており、言葉通り、レベルアップのため時間を最大限に活用している。